2021年10月23日、有志で「戦艦扶桑戦歿者慰霊碑」の清掃をしました。
「戦艦扶桑」は、1944年10月25日にスリガオ海峡夜戦で沈没。
現在世話人の岩岡さんのお父様は扶桑の乗組員でしたが、途中で船を降りた為に生き残り、戦死した仲間を思って慰霊碑を建立しました。
お父様が逝去された後、岩岡さんと妹さんが意志を継ぎ、毎月清掃活動を行なっています。
翌日はお寺さんを招いて、祥月命日の法要を執り行う為、いつもより念入りに!
お手伝いに若い力も加わり、水を流してすっかりきれいになりました。
翌日の10月24日は、軍艦旗を掲げ、お供えも準備。
有難いことに、遠く千葉県や東京からも手を合わせに駆けつけてくれました。
お経をあげながら、当時のことに想いを馳せたり、亡くなった方を深く偲びました。
世話人の岩岡さんの「私がここの階段を自分の足で上がれるまでは、頑張って清掃をする」という気持ちに応えて、「くれ・ひと・まち情報応援団」の有志も清掃活動のお手伝いをするつもりです。
岩岡さんより、「来年も10月25日に近い土日に、清掃や祥月命日の法要をします。どうぞ、手を合わせに来て下さいね」との言葉を頂きました。
私たちの住む街「呉」には、本当にすごい歴史やストーリーがあります。
「くれ・ひと・まち情報応援団」は少しずつですが、街の歴史の学びを深め、魅力を再発見し、次世代にリレーできるような活動をしていきたいと思います。
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